辞儀は時宜

 

こんばんは、柚木千文です。

4月も中旬となり、春分を過ぎた直後から始まりました水星逆行期間もあと3日。みなさんはいかがでしょうか? 私は、あまり気にせず過ごしていたつもりでしたが、物事がうまく進まなかったり、見直しがかかったり、形にならなかったことも。天の邪鬼的感情に揺さぶられ、進む道が見えなくなった気がして、またしても旅路の途中でうずくまる自分が居ました。後ろに引き戻される感覚と共に、久々に出ました。

 

「迷惑かけてる」

これが出てくるということは、昔の自分の感覚です。「自己否定」の真っ只中に連れ戻された感じでした。

でもでも、この時期は「決断」を避けた方が良いというメッセージもたくさん届きました。だから、

 

「時宜を待つ」 

ただ、静かに感情の揺さぶりが治まるのを待つ。そして動き出せる時が来るのを待つ。風が吹いてくるのを、ただ、ひたすら待つのです。これは、数秘のサイクルと同じで動かない時は何をしても動かないわけです。天体のご機嫌に逆らっても勝ち目はないですからね。あと3日ね☆

 

 

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日本のお辞儀の文化ですが、「辞儀」の語源は「時宜」から来ているそうです。

時宜の意味は、ちょうど良い時期、程よい頃合いの意味。これが変化して、(物事が成立するのに)ちょうど良い状況や対処、挨拶や感謝を表す動作の辞儀、つまり「お辞儀」と成ったそうです。それは、農耕民族である日本人にとって、とても大切な「礼儀」なのです。

 

その昔、稲作は、今のように機械があるわけでもなく、人の手によって全ての行程が行われていました。一人では到底、出来ることではありません。ですから、その集落の人たちみんなで作業に当たったわけです。

 

「田植えの時宜を迎えました。みなさんどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m」

「稲穂が実り、刈り入れの時宜を迎えました。またみなさんよろしくお願いします。m(_ _)m」

という様に、お辞儀には「タイミングが来たので協力して下さい。」という「意思表示と礼儀」が込められているのです。命の循環である「稲作」を行うことへの感謝と豊穣への祈りを捧げる「お辞儀」なのです。日本人の挨拶には、そんな思いが込められているため丁寧に頭を下げて礼を尽くすのです。

狩猟民族の西洋文化は「武器を持っていないですよ~安心して下さい」という敵意がないことを表すために握手なのだそうです。それぞれに、ちゃんと意味があるのですね。

 

 

赤ちゃんが最初に覚える礼儀も「ど~も」と、可愛く頭を下げる動作ですよね。

武道や伝統芸能では「礼に始まり礼に終わる」という教えが、その道を行く人の意識を高めます。そして、ビジネスシーンでも、勿論、必須です。人間関係を円滑にする最強のコミュニケーションツールでもあるお辞儀。むやみにペコペコ頭を下げるのは、軽薄に感じますが、丁寧な挨拶をいただくと、それだけで気分が高まりますよね。相手の方にも同じように良い気分をお届け出来たら嬉しいですね。喜び循環。そこにも「WAの法則」が働いているようです。

 

Let love yourself♡

 

 

 

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